こんにちは。
エピテニストのみやびです。
もう10月です。
10月と言えば、「ピンクリボン月間」。
現在では9人に1人が乳がんに罹患する時代です。
さて、あなたは「乳がん」についてどれだけ知っていますか?
男性だって奥さんや彼女、母親や姉妹の大切な人が乳がんになった時、どうしますか?
決して他人事ではありません!
今月はピンクリボン月間ということもあり、乳ガンでお胸を失った時に役立つ「エピテーゼ」のお話しします。
セルフチェクや入院などは、多くの方がブログなどで情報を共有しているので、あえて私からはお伝えしません。
このブログでは、乳房を切除され、でも再建手術を望まない方、また適合されない方に向けて「エピテーゼ」という選択肢を知って欲しいです!
その方に向けて描きます。
でもその前にピンクリボン活動を知らない方にちょこっと説明。
■ピンクリボンとは?
乳がんの早期発見・早期治療を促進する運動のシンボルです。
乳がんは早期に発見すれば高い確率で治癒することができると言われています。
■この活動をスタートしたのは?
1991年に「乳がん研究財団」が始めました。
その背景には当時、8人に1人が乳がんになると言われ死亡率も高かく、日頃から意識してほしい。そして乳がんを克服するしてほしいと願った
ためと言われています。
日本では2003年から活動が始まりました。
■乳がんの人数は?
現在2人に1人はガンになる時代。
9人に1人が乳がんに罹患すると言われています。
で絵は乳ガンについてのデーターを見ていきましょう。
2018年間の死亡率
第1位 大腸
第2位 肺
第3位 膵臓
第4位 胃
第5位 乳房(2019年間では14,838人)
では罹患率です。
第1位 乳房
第2位 大腸
第3位 肺
第4位 胃
第5位 子宮
■乳がんになる原因とは?
原因はひとつではありませんが、
・初経が早かった方
・出産経験がない方
・身内に乳がんになった方
・飲酒の習慣がある方
などが比較的なりやすいと言われています。
では、そろそろ本題に入ります。
■乳がんになってしまったら?
まず大きく分けて
1、薬物治療
2、外科的手術
3、両方 となります。
ここら辺は、乳がんの種類によるのでお医者さまの意見を聞いてね。
続けて読んでほしいのは「2、外科的手術」をされて乳房切除をされた方です。
■乳房を切除した方へ
辛い経験をされましたね。
今でも戦っている方もいるでしょう。
そんなあなたへ、少しの希望と選択肢になればと思います。
乳房再建手術を望まれない、またはできない方は、様々な理由があると思います。
しかし、少しでも外見が気になるとしたら、私がお役に立てるかもしれません。
私は「エピテーゼ」と言われる人工ボディをオーダーメイドでおつくりしています。
このオーダーメイドのエピテーゼとは
・シリコン制で柔らかい
・着けたまま温泉に入れる
この2が大きな特徴です。
■私がエピテーゼを始めたきっかけ
私はもともとサラリーマンで、歯を作る歯科技工士をしていました。
しかしある時、友人が乳がんになりお胸をなくしたと知りました。
友人が手術した病院では、ガンがなくなったので定期的に通院してねと言われ、外見を気にすることを伝えたら再建手術を勧められました。
痛みを我慢してまで、乳房再建手術をしたくない気持ちが強く、他の選択肢を探していましたが、誰1人、他の選択肢を知りませんでした。
辛い気持ちが重なり、友人はうつ病になりました。
こんなにも情報がある社会になったのに、手術以外のエピテーゼというサービスが知られていないことにショックを受けました。
乳がんについて、もっと多くの人が関心をもち、病院以外の場所でも違う選択肢があることがわかったら、彼女の人生が違ったのかもしれません。
そんな体験をして、今の私があります。
■友人が望んでいた物
さて、あなたも見たことがあるかもしれません。
乳がんのパンフレットでは、ウイッグや乳がん専用の下着が紹介されてます。
しかし、友人の希望はそこではなかったんです。
彼女は、傷跡を隠しながら自然に「温泉」に入れる商品を探していました。
彼女は乳がんになる前から、日本中の温泉を巡るのが大好きでした。
あなたはどれだけ「温泉」に入れる商品を知っていますか?
■手術後の傷あと
手術をすると「傷」が残ります。
どんな風になるのか想像してみてください。
多くの方が乳がんで乳房切除後は「男性のような胸」を想像します。
ただ、膨らみがなくなり乳首がなくなる????
現実は過酷です。
想像以上です。
私はエピテーゼのお仕事をさせてもらってから4年ほど経ち、
その間何十人という女性達をみてきました。
■命の洗濯
某有名アニメの中で「風呂は命の洗濯よ」というフレーズがあります。
これは、お風呂は体を清潔に保つため以外にも、心をリフレッシュするために入ることを意味していますよね。
しかし温泉では全裸になります。
多くの温泉施設では、タトゥーの禁止が多いですが中には大きな傷やケロイドを持った方、人工肛門を持った方も注意されることがあるようです。
これっておかしくありませんか?
本来、温泉は傷を癒す場所として使われていたのに。
■諦めざるを得ない
好きで手術してできた傷ではないのに、気持ち悪いと他人から言われ、安らげる場所であるはずの温泉に行くことができない。
「一体何のために、辛い手術をして命を取り止めたのか分からなくなっちゃた。」
お客様がポロッとこぼした一言です。
■エピテーゼという選択肢
乳がんでお胸をなくされた方に「エピテーゼ」という商品を知ってもらいたいんです。
再建手術をしないで、自分のお胸を取り戻すことができます。
✳️前後の写真✳️
現在病院での選択肢は3つです。
1、外科的手術後に再建手術
2、同時再建手術
3、ないことを受け入れる
なかなかハードな選択ですよね。
手術しないで、見た目を取り戻せて温泉に入れる商品はないんかーいって突っ込みたくなります。
ハイ!
この不安が解消できるのが「エピテーゼ」です。
うちでは試着もOKですので、お気軽にお問い合わせください。
*1日2名さま限定サロンです。女性スタッフ全て対応します。
コロナ対策もしっかりしておりますので、安心してご来店ください。
■まとめ
乳ガンは9人に1人が罹患する国民病です。
10月はピンクリボン月間ですので、乳ガンに対する意識を持ちましょう。
現在の医療では、手術をして切除するか、再建手術をするかの2択です。
アレルギー体質や痛い思いを何度もするのが苦痛な方は、再建手術ができません。
そんな方たちに「エピテーゼ」という選択肢を知ってもらいたいです。
オーダーメイド制の世界にたった一つのボディ。
温泉だって着けたまま楽しめます。
私がエピテーゼの活動を通して創り上げたい世界は、「タブーを明るく語れる世界」です。
乳がんは女性だけのものという考えだったり、歳だからいらないでしょと、理解されない部分も多くあります。
このタブー視された考えや、暗く誰にも話してはいけないという意識を変えたいんです。
もっと家庭の中や女子会で、気軽に乳がんのこと、自分の体のこと、ガンと共存しながら生活すること、そして手術による外見の変化のことを「普通」に話せる話題として受け入れられる社会を創りあげます。
●技術を学びたい方はこちら→
最後まで読んでくださってありがとうございます。
あなたにとって良い一日となりますように。