指の切断で障害者手帳をもらえるか?【障害手帳を簡単に説明】

こんにちは。
エピテみやびのミヤビです。

あなたは「障害者手帳」についてどれだけ知っていますか?

うちのサロンにお越しになるお客様の8割が、事故やお仕事中によるお怪我で指を切断されています。
しかし、お客様自身も制度の仕組みがよくわからないこととおっしゃることが多いので、簡単に説明していきたいと思います。

障害者手帳は3種類ある

障害者手帳は3種類あります。

・身体障害者手帳
・精神障害者保険福祉手帳
・療育手帳

です。これらは、一定の障害をお持ちの方が申請をして交付されるものです。

障害者手帳の対象となる人

身体障害者

身体障害者手帳は、一定程度の身体障害の状態にある方がもらえる手帳です。

後遺障害等級 手指

身体障害者福祉法で定められており、障害の種類により1~6級に分かれています。

7級以下の障害は単独だと対象になりませんが、重複する場合は申請できます。
当てはまるかな?と思ったら、お近くの機関に問い合わせてみましょう。



指の切断で障害者手帳の対象となるか?

指の切断で障害者手帳が申請できるかどうかは、失った指の箇所や本数によります。

申請の仕方や詳しい内容は前記事をご覧ください。

上記に示したように、残念ながら指の第一関節だけでは申請できません。

申請できちゃったら、ヤ〇ザさんでいっぱいになっちゃいますからね。

精神障害者府県福祉手帳の対象となる人

精神障害者保健福祉手帳は、一定程度の精神障害の状態にある方がもらえる手帳です。

その内容は。精神疾患の状態と能力障害の状態の両面から総合的に判断され、1級から3級まであります。外見で判断することが厳しいため、医師の診断書が必要な場合があります。

療育手帳の対象となる人

児童相談所または知的障害者雇用相談所において、知的障害があると判定された方がもらえる手帳です。

しかし、全国統一の基準がなく各自治体において判定基準等の運用方法が決められているので、しっかり把握しておきましょう。




持つだけでメリットがある障害者手帳

税金の優遇処置が受けられる

障害者手帳を持つことで、その本人が支払うべき税金が優遇されます。
例えば、所得税や相続税、贈与税といった国の税金の優遇処置です。

住んでいる地域に払う税金は、各自治体によって違いますが、地方税も優遇処置になる場合もあるので、しっかり調べてみましょう。

就職に有利

就職先を探すのって一苦労ですよね。
いいところないかなーっと求人広告を眺めていると「障害者雇用」と書いてあるのを見かけた事がある人もいるかもしれませんね。

これは、障害者手帳を持っていれば「障害者枠」で大企業にだって就職できちゃうんです。

国が定めた「法定雇用率」で障害者の雇用率が決まっているため、企業は積極的に求人をしています。

2021年の3月から障害者の雇用率が引き上げられる予定なので、ますます採用されやすくなります。

これから就職される方は、狙ってみましょう。

公共料金・公共施設・交通機関などの割引がある

映画や美術館を見に行った時などに「障害者割引」があるのを見かけたことがあるかもしれません。
また電車や新幹線も割引になります。手帳の種類により、付き添う人も割引になる場合があります。

恥ずかしがらずに、印籠のごとく出しましょう。

さらに自治体により、携帯電話料金の割引や、医療費の助成もあります。

しかし注意しないといけないのは、障害者手帳の種類や等級により異なるので、各自治体や機関に確認してみてくださいね。

まとめ

指の切断では、失った箇所や本数により身体障害者手帳の申請をすることができます。

障害者手帳には、
・身体障害者手帳
・精神障害者保険福祉手帳
・療育手帳 の3種類がある。

障害者手帳をもつメリットは、
・税金の優遇処置が受けられる
・就職に有利
・公共料金・公共施設・交通機関などの割引がある 
など様々なメリットがあります。

しかし、これらは自分で申請をしないといけません。

★申請の仕方はこちらをご覧ください


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