障害がふつうになる日。 JINSメガネで小耳症 









こんにちは。みやびです。
街に少しずつ人が戻ってきましたね。
引き続き、エピテみやびでは体調管理はもちろんのこと、衛生管理もしっかりとして大切なお客様をお待ちしております。




さて、メガネに革命を起こしているJINSさんから新しいメガネが登場しましたね。

それも踏まえて、
今回は「耳」についてお話していきます。




昨今、世界を恐怖に陥れている新型コロナウイルスで、マスクが日常の生活の一部になりました。

今までは一部の医療従事者や、粉塵がでる加工業の方がするくらいでした。

だから、ここを改善して欲しいな、こんなのあったら助かるのにっていう少数の意見は取り入れてもらえることは少なかったんです。

しかし、コロナにより使う人数が多くなったら、数カ月で沢山のものが世の中にあふれかえるようになりました。


こんな社会の動きから、何が見えるのでしょう。

エピテの視点からちょっとお話しします。










市場が大きくなると見えてくる

そう、これまでマスクを日常で使うのは、地球上の数パーセントの人だけでした。
だから「耳が痛い問題」や「おしゃれなのが欲しい」「ヒンヤリする高性能タイプ」なものはありませんでした。



使う人が多くなる、市場が大きくなることで、他と違うものが出てくるようになったり、不満な声を企業がすくいとって、改善してくれるようになったのです。

まぁ、困っている人が増える = 市場が大きくなる。

ってことは、儲かるってことですからね。











社会の変化

これまで身体に障害をもたれる方は、大きな市場ではなかったため、そこまで多くの商品がありませんでした。

しかし、高齢化になったり、ツールの発達、テクノロジーの発達により障害の壁が少しずつ減ってきました。


例えば、駅にあるエレベーター。


あれは車いすの方だけが使うとなると、なかなか設置しなかったはずです。しかし実際にエレベーターを設置したことで、高齢者やベビーカーを使うママさん、大きな荷物をもっていく出張者などが階段を使わずに済むので便利になりました。


他にも、電子決済により手先が動きにくい方がコインを出さずに済むようになったり、外国人もスマートにお買い物ができるようになりました。
さらに、スマートフォンの音声入力は、目が不自由な方や、手が不自由な方などが楽に情報を入手できるようになりました。




これまで一部の人だけが、不便で困っていることでしたが、文明の発達で不自由な方もそうでない方もみんなが楽になり始めた時代です。















生まれつきの耳の障害

では、エピテの視点からみると、うちでは身体の一部をなくされた方が「見た目を整える」ためにエピテーゼをご利用になります。

帽子や髪の毛で隠すのではなく、リアルな人工物を創り本物そっくりに近づけるんです。


主に事故で指を切断しまい、欠損した方や乳がんでお胸をなくされた方が多いのですが、中には生まれつき耳の障害をもってる方からもご相談を受けます。





















生まれつき耳が小さい小耳症(しょうじしょう)

耳の障害はいくつかありますが、今回取り上げるのは「小耳症(しょうじしょう)」についてです。


小耳症とは

小耳症とは、出生時に耳の形成が不完全で主に通常よりも耳が小さい状態を指します。

約6,000から10,000人に1人の確率で生まれる先天性奇形です。
確率的には、女児よりも男児の方が高く(男児:女児=2:1)、左の耳よりも右の耳の方に症状が出る確率が高いです。また両方の耳が小耳症である場合もあります。(右耳:左耳:両耳=5:2:2)

出典先:Wikipedia

また、欧米では小耳症の発生頻度は12,500人に1人という報告(Conway&Wagner)から7,000~8,000人に1人というデータまで報告されています。 人種によって差があり日本ではこの数字よりやや多く発生するのではないかといわれています。 右側の発生がやや多いですが、両方の耳に症状がでる人も10%程度います。

出典先はこちら






この子達の大きな悩みは「マスクができないこと」です。

耳が小さかったり、ほぼなかったりするので、耳にマスクの紐が掛けられません。

また同じように「メガネもかけられません」














これまでの常識をなくす

小耳症については根本的は治療はまだありません。
エピテーゼを使うか、外科的手術をするか、そのまま生活するかになっています。

これまでは、「みんなと同じように」や「ふつう」を重視してきましたが、もうそんな時代じゃなくなりつつあります。


マスクについては、耳に掛けなくてもいいタイプが出てきましたし、東京消防庁のHPにはその方法までも掲載されています。

これもコロナで多くの人がマスクをするようになり、その「困った」や「不便」な声が多くあがったからでしょう。


きっと耳痛い。耳痛い。っていう声が多かったんでしょうね。
メガネも同じだったのかもしれません。













小耳症にうれしいメガネ




JINSのメガネから耳に掛けないメガネが発売されました

詳しくはこちらをクリック(まわしもんではありません)




すごくないですか?
もう、これまでの常識をなくしてます。

耳にかけるのなんて、もう重いしダサい。
だから、そもそもかけるのやめちゃおうって感じで、潔いですよね。



はい! 同じ群馬出身ゆえ、エピテみやびも追いつこうと思います!!
その経緯はこちらをご覧ください



確かに、メガネしてイヤホンして、帽子かぶって。。。。なんてなったら耳が重たくて、これ以上の負荷は耐えられませんってなりますもんね。

いやー、いい時代になりました。
コロナのお陰です(?)


これで小耳症の人や、耳を手術した人、耳付近をケガした人、皮膚が弱い人もメガネをかけることができるようになりました。


出典先:JINS HP



これで、お家でゴロゴロしながら読書やスマホがいじれる快適ライフになりました。









まとめ


小さな困りことは、みんなの困りこと。

身体にハンデを持っていても、そこに焦点をあてたグッズがあれば、みんなの役立ちグッズにもなります。

物があふれる豊かな時代になりましたが、これからまだまだ新しい商品が出るでしょう。
視点を変えることで、沢山の人の幸せをつくれるように、エピテみやびも突き進みます。


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