短指症、まむし指限定エピテーゼ専門サロン「エピテみやび」のオーナー田村雅美です。
私は「指」のスペシャリストでもあるため、今回はあの有名な「豊臣秀吉」の「手」にフォーカスして解説していきます。
豊臣秀吉の指は6本!?
通常、手足の指はそれぞれ5本ですが、豊臣秀吉の指は6本ありました。
指が6本ある手のことを「多指症」と言います。
1本多いのはなぜでしょうか。
詳しくみていきましょう。
■手の障害の種類(うまれつき)■
ここでは生まれつき「手の障害」について解説します。
手や足のカタチが多くの人とは違っていたり、数が多いまたは少ない事
をいいます。
大きく分けると、
- 裂手症(拳が裂けたような形の手)
- 欠損賞、形成不全(指が全くない・手がない)
- 合指症(指同士がくっついている)
- 多指症(指の本数が多い)
- 短指症(指が短い)
などが挙げられます。
■手の障害の原因■
原因は、お母さんのお腹の中にいる時(胎生4週~7週)に手が形作られます。
その時に、なんらかのアクシデントが起こり、
- 発育がとまってしまった
- 骨が湧かれなかった
- 指の骨が多くできてしまった
のが原因と考えられています。
■どれくらいの人数いるのか■
■多指症
人種でわけると、比較的黒人に多いです。
しかし、どの人種にも起こりやすく、日本人では「親指」におこりやすいです。
厚生労働省のデーターによると、年間1000人はいると推測できます。
またブラジルには家族14人がすべて「多指症」という例もあるそうです。
■その他の人数■
こまかな症状と人数のデーターがありませんでしたが、
- 癒合指
- みずがき指
- 合指症
- 欠損指
これらは年間で各1000人がいる計算となっています。
出典先:政府統計
■手の障害の解決方法■
■多指症
だいたい1歳頃に外科的手術をして、正常な形に整えます。
■合指症
1歳頃までに外科的手術をし、指を分けます。
■裂手症
1歳頃までに外科的手術をし、裂けている部分を閉じます。
■短指症
専用の器具をつかい骨を伸ばしていきます。
■容姿コンプレックス
豊臣秀吉は6本の指をもっていました。
上の講でお伝えした「多指症」だったんですね。
他にも容姿について、キリスト教を布教していた「ルイス・フロイス」というポルトガル人が記述している一説があります。
「優秀な武将で戦闘に熟練していたが、気品に欠けていた。身長が低く、醜悪な容貌の持ち主だった。片手には六本の指があった。眼がとび出ており、支那人のように鬚が少なかった。極度に淫蕩で、悪徳に汚れ、獣欲に耽溺していた。抜け目なき策略家であった。」
■まとめ■
豊臣秀吉は容姿のことを散々に言われていますが、みんなと違う個性を活かして天下をとりました。
コンプレックスをバネにして、前向きに努力してきたのでしょう。
でもやっぱりみんなと違う特徴をもっていると、心に負担がかかってしまいますよね。
短指症をどうにか治したい。隠したいと思われていたらエピテーゼ専門サロン「エピテみやび」にご相談ください。