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【マイノリティ】沖縄限定入れ墨の歴史を深堀【憧れから恥に】

こんにちは。エピテニストのみやびです。

あなたは「ハジチ」って知ってますか?
120年前に禁止された沖縄限定の「入れ墨」なんですって。

興味深いなと思って調べたら、写真展が開催されたので行ってきました。
今回は「ハジチ」についての歴史や、法制度、感じた事などをシェアしますね。





ハチジとは?

ハチジとは「鉢突」と書きます。
約1400年頃からの古い歴史をもち、今の沖縄になる前、琉球王国時代から広く行われてきた女性限定の入れ墨のことです。

12,3歳ごろに手の甲に少しずつ入れていきます。

結婚したら模様を完成させる風習。

大人の女性になったことの証明なんですって。




ハジチの歴史

15,6世紀に記録として残っていますが、それより前から施されていたと推測されます。

そこから明治になり、西洋の文化が日本に入ってくるまで続きました。
最終的には1899年の明治32年に日本政府が、ちょんまげやお歯黒と一緒にハジチも「禁止」しました。





では数百年も続いたハジチですが、どんな理由があったのでしょうか?


ハジチを入れる理由とは?

ハチジを入れることは、女性として当たり前でした。

その理由にはいくつかあります。

・大人の女性への通過儀礼
・痛みを我慢することで、姑との仲も乗り越えるメンタルを持てるように
・オシャレ、ファッション
・厄払い
・日本本土やアジアへ連れていかれるのを防ぐ

連れていかれるというのは、今の平和な時代からでは想像できないですが、フィリピンに売られ、その後ハジチをしていたおかげで琉球に戻ることができた人もいました。

ハジチは身元確認にも役立っていたんですね。









ハジチのデザイン

ハチジは地域によってデザインや意味が異なります。
メジャーなデザインと、その意味をいくつかご紹介します。

・矢の形:一度嫁いだら矢のごとく帰る事がないように願いを込めて。

・四角い重箱:厳格さをもって物事に努め、食に恵まれますようにと願いをこめて。

・竹の葉:貞節を守るようにと願いを込めて。

・十字:裁縫上手になるよう願いを込めて。

・弓:赤ちゃんがたくましく育ってほしいと願いを込めて。

など、さまざまな願いを込めてハジチを入れていました。

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まとめ

「ハジチ」。私は初めて知ったのだけれど、とても奥深い歴史があることがわかりました。

数百年続いてきた出来事で、大切に誇りに思っていたものなのに、ある日突然お偉いさんの一言で「廃止」になるなんて。

手のひらを返したように、逮捕され、離婚され、悪者扱いされる日がくるなんて誰が想像したでしょうか。

マジョリティだったのものが、マイノリティになる。
またその逆だってあります。

今の時代だって「当たり前」だった生活様式が、コロナを境に「当たり前」じゃなくなり、それが続けば当たり前になります。

人数が少なければ、どうしても社会的な弱者になります。

このコロナを機に考えさせられることも多いです。
ひとりひとりがこれまでの意識を変え、混ざり合う社会やそれぞれの生き方をもう一度見直す時なのかもしれません。





短指症やお指の切断で悩まれているマイノリティのあなたは、是非ご相談ください。




最後までお読みくださりありがとうございました。











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