こんにちは。
エピテみやびのミヤビです。
さて、郵便局に行くと「乳がんのサンプル模型」が置いてある場所がありますの、ご存知ですか?
こういうの↓↓↓
このブログを読んでくださっているあなたは触ったことがあると思いますが、私の個人的な意見としては、硬いしリアリティがなくて、自分が乳がんになったとに想像して、うまく脳内変換することがうまくできませんでした。
まぁ、老若男女が来る公共の場なので、おもちゃっぽいビジュアルの方が問題が起きないのだろうと思いますが(汗)
しかし年々、女性が乳がんになる人数が増えている中、もっと身近に、決して他人事ではないんだなと感じてもらいたいと思いサンプルを作ってみました。
では、乳がんについてのエビデンスをおさらいしましょう。
乳がんのシコリは上側にできやすい
乳がんは「乳腺」にできやすいんです。
その乳腺は過半数が外側の上にできやすいと言われています。
詳しいことはこちらの記事をご覧ください↓↓↓
シコリの製作
乳がんのシコリは「動かない」んです。
それはガンは周囲の組織とくっつくため、しこりが動きにくくなるからです。
その面では、シリコンは最高のアイテムなんです。
シリコン同士は強固にくっ付くので、乳がんの模型をつくるのにはピッタリなんです。
乳がんのしこりの大きさ
乳がんのシコリは1センチくらいの大きさに成長するまで約10年以上かかります。
しかし、1センチから2センチに成長するのは2年もかかりません。
自分で注意深く触ってみるとわかる大きさは約5ミリから1センチの大きさです。
そこで、触ってわかる大きさのシコリを作ってみました。
これを通常の胸エピテーゼに埋めれば完成です。
乳がんのシコリの硬さ
乳房にできたシコリは「ストーニー・ファーム」と呼ばれ、石のような硬さです。
硬く、ゴツゴツしていて、あまり動きません。
サンプルでは、エピテーゼのシリコンの一番硬いものを使いシコリを再現してみました。
限りなくリアルな体験ができるように
じゃじゃん!
乳がんのシコリ入りサンプル模型の出来上がりです。
ご覧ください♡
実際に触ってもらえないのが残念ですが、今年の展示会にも持っていきますので、ぜひ体験してみてください。
サンプル模型に込めた想い
現在日本では11人に1人が乳がんになると言われています。
年々増える一方で、女性のがんの中で第一位となっています。
コロナ禍も影響し、人と会うことも少なくなりました。
お茶をしながら、気軽に相談するってことも難しいでしょう。
また、郵便局にあるような模型では自分に置き換えてイメージするのが難しいこともあります。
今回、私が創った乳がんのシコリ入り模型なら、エピテーゼと一体型になっているため、実際に身体に貼り付けて触ることができます。
また、乳房切除後にエピテーゼをご希望される方のサンプルにも使え、1つで2つご利用できちゃうんです。
こちらは、「お家でレンタル胸エピテーゼ」の中でレンタルできますので、お気軽にご相談くださいませ。
世の中から乳がんで苦しむ女性が一人でも少なくなりますようにと願いを込めて。
今回も最後までお読みくださりありがとうございました。