HIFU(高密度焦点式超音波)って知ってる?治療や美容まで

HIFU(高密度焦点式超音波)ってなに?

HIFUは高強度集束超音波療法(High-Intensity Focused Ultrasound)の略称で、高周波の音波を使用して体内の病変を焦点化し、熱を発生させることにより、がん細胞や腫瘍を破壊する治療法です。つまりは外科的手術をしない治療法です。

切らない治療とは?

切らない治療法は専門的にいうと、非侵襲的治療法といい、患者の体に切開や侵入を伴わずに治療を行う方法のことを指します。つまり、メスを使った外科的な手術や切除などをしない治療です。

代表的な例としては、放射線療法や化学療法、高密度焦点式超音波(HIFU)治療、光線治療、加圧酸素療法、鍼灸治療などがあります。

切らない治療のメリットは?

非侵襲的治療法のメリットは、体を切らない(メスを使わない)ため、治療後のリカバリー期間が短く、術後の痛みや合併症が少ないなどの利点があります。(治療効果に個人差がある場合もあります。)

どんな病気に使われる?

HIFUは、がんの治療や脳疾患の治療、骨軟骨疾患、子宮筋腫、卵巣の嚢腫などの婦人科疾患の治療などに利用されています。
その中でも、がん治療においては、腫瘍に直接HIFUを照射して熱を発生させ、腫瘍を破壊することができます。

HIFUは美容にも使われる?

美容医療においては、HIFUを利用して肌の引き締めやたるみの改善、しわの改善などを行うことができます。HIFUは、非侵襲的な治療法であるため、手術や切除などの侵襲的治療法よりも、リスクが少ないことが利点の一つです。

まとめ

最近美容業界でも人気が高いHIFUですが、元々はガンの治療に使われる機械だったんですね。

メスを使わずに治療できることは、患者さんの体力を奪わずに済むので、外見の変化を最小限に抑えることができ生活の質を保ったままなのが最大のメリットと言えるでしょう。

おまけ

メスを使わない治療はHIFUだけではありません。
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