こんにちは。エピテーゼ専門サロン《エピテみやび》の、みやびです。
現在、両耳が小耳症のお客様の製作をしているのですが、仮合わせ中に新しい発見がありましたので、備忘録として、また今後耳エピテを作るお客様やエピテニスト®に向けて書き留めておきます。
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骨伝導補聴器に合わせたカタチ

エピテみやびのエピテーゼ(エピテ®)は完全オーダーメイドで、お客様とエピテニスト®(施術者)で二人三脚でお悩みをヒアリングしながら創り上げていきます。
こちらのお客様は、骨伝導の補聴器を使っているので、それを邪魔しないデザインで、お耳が自然に見えるようにとのご希望です。
骨伝導はこめかみあたりに装着するので、本来お耳があるべき場所に耳エピテ®を置く事はできません。
そうすると、頬の後ろ当たりに耳エピテがきてしまい、とても不自然になってしまうのです。
しかし、あまり後ろに置くと、骨伝導と、支えている装置が邪魔をして理想の位置にすることができません。
そこで、耳エピテ®をくり抜いて、本来耳がくるべき場所に置いてあげたらどうだろう?と。

良く聞こえるようになった!?

耳エピテ®をくり抜いたら、耳の位置も自然に見えてきました!
補聴器も邪魔しない位置です。
ちょっと出っ張ってしまうけれど、イヤホンもみんな耳からニョキっと出てますしね。

そして何より、私もお客様も驚いたのが、「聞こえやすくなった」ことです。
補聴器の周りに外耳ができたことで、どうやら音を集めやすくなった様子。
確かに、パラボラアンテナは放射線状の丸いカタチです。

耳エピテ®があることで、音を集めて、ダイレクトに骨伝導補聴器に伝えることができるのかもしれません。
これは外見を美しく整えるだけでなく、音が聞こえやすくなるという機能面にも貢献できそうで、面白そうな結果となりそうです!

もう少し形を整えて、次回最終調節の予定です。
エピテみやびは完全オーダーメイドで、あなたのお悩みに寄り添います。
完全予約制のプライベートサロンなので、情報が洩れることもありません。
お気軽にご相談くださいませ。