こんにちは。エピテみやびceoのみやびです。
さて今回はみやびの休日のヒトコマ。
大変貴重な明治時代の医学についてのコレクションをお持ちの「成山画廊」さんを訪問してきました。
なかなか見ることのできない貴重な体験をしてきました。
明治時代の医学コレクションを拝見してきた
明治時代の医学コレクションを所有する「成山画廊」さんですが、大変有名みたいです。よくわからず訪問してしまった。。。。
成山画廊とは?
成山画廊は1997年にコレクション展Wilhelm von Glodenで開廊。
以来、科学、医学、人類学、そして新しい価値観を問うているギャラリーです。
*美術手帖より引用
訪問した経緯
日々、エピテーゼ製作にあたり歴史やら、なにやらについて書かれている本を読みあさる中、本物をどこで見ることができるんだ?って思い出典先をみていたら各所に「成山画廊」と書かれていて、一体ここはどんな画廊さんなんだ??
て調べたのが始まりです。
ダメ元で連絡してみた
ホームページのコレクションには「病気、奇形、形成手術ー1890年日本の場合」とあり、これだな!!ってんで、さっそく連絡を取って見ました。
待つこと数分。
返信がきて、快くOK!
いざ訪問
九段下からちょっと歩いたところに成山画廊さんはありました。
扉を開き中の階段を上っていると、白檀かしら?とてもいいお香のかほりが漂ってきました。そのかほりに導かれるようにドキドキしながら訪問すると、なんと成山さんご本人がいらっしゃりました!!
美術の世界には詳しくないので恐縮ですが、聞くところによるとすんごい人みたいです。よくわかってないけど、ミーハーな私なので、コレクションが見れる嬉しさと偉大な人と合えたことで喜びと興奮が入り交じり、自己紹介がおかしな日本語になっちゃいました。
いざ拝見
展示は「明治時代の医学」だけでなく、 矢頭保の切腹写真などもありました。
明治時代の医学コレクションについては、300数点所有されているそうなんですが、今回はその中の一部を見せてくださいました。
エピテーゼの歴史までは知る事ができなかったけれど、明治時代の貴重な写真を生でみることができました。
*ちゃんと撮影許可をいただきましたよ
どんな写真があったかご紹介しますね。
・梅毒で鼻をなくし、移植したときの写真
・幼少期より病気により口がふさがってしまい、手術後の写真(咀嚼できないのでみかんの汁を吸って20歳まで成長したと成山さんご本人より解説)
・像皮症・巨乳症・小耳症・虚弱・陰茎肥大・単眼症などなどの写真
写真には病名を記入しておらず、その理由は、そっちの方がポエム的にみえるからだそうです。(正確な文言は違うかも。すみません)
なんてかっちょよくって、興味深いんだ!!!
書籍も見せてくれた
こちらは成山さんご本人が出版された書籍で、今回拝見したような明治時代の医学コレクションが総なめで載っていました。
なぜ英語なのかというと、ご縁あって海外の出版社さんから出したそうです。
日本語訳も欲しかったが、きっと外国語を学べという無言のアドバイスがあるのかもしれません。
こんな貴重なコレクションが詰まった本を見せられたら、そりゃ欲しくなっちゃいますよね。
んで、どうやったら手に入るのかと質問してみました。
「Amazonから購入できるよ」
と親切丁寧にメールにてリンク先を送ってくださいました。
めちゃくちゃイイ人だわ~。
もう一冊
こっちも僕が書いた本なんだけど、見てみて。
そういわれて受け取った本がこちら。
「Freaks」っていう本でした。
こちらは海外で活躍された人たちが掲載されている、これまた大変貴重な本です。
ちなみにこちらはAmazonで売ってませんでした。
残念。
まとめ
明治時代から残る写真のコレクション。
しかし、時が経った現代においても「外見」の悩みは全て解消されてはいません。
そこで「エピテーゼ」の存在も知っておいてください。
私がギャラリーで毎年個展をしている理由は、ギャラリーならば興味を持った方がすぐにアクセスしやすく、ゆっくり見られるからです。
また、エピテーゼを医療品ではなく、おしゃれに隠すアイテムとして美容の一部としている理由もそこにあります。
今回、コンタクトを取ってからわざわざ画廊に飾ってくださったのだと思います。お優しい成山さんにこの場をお借りして、御礼申し上げるとともに、エピテーゼも歴史に残るような功績が残せるようにしたいと強く思いました。
エピテーゼの存在を知らない方や、興味をもっている方、そして技術者のエピテニストを広めるたに今日も頑張るぞー!
お読みくださりありがとうございました。
エピテーゼに、製作に興味をもたれたらスクールで一生に学びましょ。
まずはオンライン無料説明会にてお会いしましょう。
M
さいごまでお付き合いありがとうございました。