突発的な発作による後遺症で、足先の形が以前とは大きく変わってしまった——
そんな現実を前に、誰にも言えず、ひとりで抱え続けてこられたお客様。
「サンダルを履きたい」「元のような足に戻れたら」
そう願っても、「生活に支障はないから大丈夫」と繰り返され、気持ちの置き場を失ってしまったといいます。
医療の現場は、命を守り、機能を回復する場所です。
けれどその一方で、外見の変化によって揺れる気持ちや、自分らしさを取り戻したいという声まで、手が届かないこともあります。
私たちが届けているエピテーゼは、治療の“あと”にある悩みにそっと寄り添う、もうひとつの選択肢です。
今回は、福岡県よりお越しのお客様の声をご紹介します。
※この記事では、ご本人のご了承をいただき、実際に装着されたエピテーゼの写真を掲載しています。
心因性非てんかん発作で倒れ、数日後に発見されました。 その影響で足先(指・爪)に後遺症が残り、指と爪に大きな変形が生じました。人差し指は爪の半分以上を失い変形し、中指に至っては、爪先からすべてを失いました。
複数の医療機関や医師(女性医師も含む)に相談しましたが、「日常生活には支障がない」「それは障害ではない」と言われ、とてもショックでした。そのことが原因で、うつ状態や過換気にもなりました。
そんな中、ある形成外科の先生が「エピテーゼ」という選択肢を教えてくださり、インターネットで調べるうちに「エピテみやび」さんを知り、お願いすることを決めました。
仕上がりは非常に自然で、特にサンダルを履いたときにとてもきれいに見え、大変満足しています。素敵なネイルアートも施していただき、感謝しています。
私と同じような症例の方々にも、ぜひおすすめしたいです。
メンテナンスなどの機会があれば、またお願いしたいと思っています。本当にありがとうございました!
お住まい: 福岡県 年代:30代 ご職業:研究者
お名前(ニックネーム):N.K お悩み: 左足先の変形、爪の欠陥など





みやびの想い
「無事に見つかって、命が助かっただけでもよかった」
そう思いたくても、簡単に割り切れることではなかったと思います。
足先の変形や爪の喪失に、どれほどの違和感やつらさがあったか。
それを「生活に支障がないから」と片づけられてしまった経験は、きっと、心に深い傷を残したのではないでしょうか。
医療にできることと、救えない部分。
その“間”にあるものに、私はエピテーゼという形で応えたいと、ずっと思っています。
足先が自然に見えるようになって、サンダルを履くのが楽しみになる。
その小さな変化が、ほんの少しの自信につながり、日常をそっと支える——
遠くから、私たちを見つけて来てくださったこと、本当に感謝しています。
同じように悩まれている方たちが、「自分だけじゃなかった」と感じられるきっかけになりますように。