先天性の短指症による“足先の悩み”を、ずっと心の奥にしまってこられた、ゆきさん。
「サンダルが履けたらいいな」──そんな小さな願いが、エピテ®との出会いにつながりました。
外見のコンプレックスは、他人には見えにくく、なかなか言葉にもできないもの。
今回は、東京都在住・30代/左足薬指の短指症でお悩みだったお客様の声をご紹介します。
※記事内では、ご本人のご了承をいただいた上で、実際に装着されたエピテーゼの写真を掲載しています。
私は、小学生の頃から、左足の薬指が短いことが気になっていました。
人前で裸足になるのが恥ずかしくて、サンダルも指先が見えないものばかりを選ぶように。
プールや裸足で過ごす場所では、足先を隠すように歩くことも多くありました。病院で診てもらったこともありますが、「大がかりな手術が必要で、時間もかかる」と言われてしまい、治療は断念。
それ以来、「これは私のチャームポイントのひとつなんだ」と前向きに受け止めようと、心の中で折り合いをつけて過ごしてきました。ところが、子どもが生まれてからは交友関係も広がり、また人目を気にするように。
「やっぱり気になる…」と改めて情報を調べていたときに、“エピテーゼ”という選択肢を初めて知りました。「こんな方法があったんだ!」と思い、すぐに予約。
カウンセリングを受けたその場でお願いすることを決めました。“もう一生履くことはないかもしれない”と思っていた、指先の見えるサンダル。
それが履けるかもしれない——そう思った瞬間、プールや温泉に人目を気にせず行ける未来が見えて、胸がいっぱいになりました。実際に装着してみると、思っていたよりもずっと肌になじんで違和感もなく、出番も多くなりそうです。
ずっと避けていたビーチサンダルにも挑戦してみたくなりました。同じように、ずっと一人で悩んでいる方がいたら、ぜひ知ってほしい。
そして、少しでも前向きな一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。これからの新しい生活が、とても楽しみです!
お住まい: 東京都 年代:30代 ご職業:パート
お名前(ニックネーム):ゆき お悩み:左指の短指症





みやびの想い
サンダルを履くことを、長いあいだ“あきらめてきた”と話してくださった、ゆきさん。
その言葉に込められた年月や気持ちを想像して、胸がぎゅっとなりました。
エピテーゼは、ただ「見た目を整えるもの」ではありません。
誰かがずっと抱えてきた想いに、そっと寄り添い、「あってもいい」と思える瞬間を届けるものだと、私は思っています。
足先に少しの自信が生まれることで、行動が変わる。
履きたいサンダルを選べる。
家族や友人と、プールや温泉に行くのが楽しみになる。
そんな“未来”まで変えていく力を、私は信じています。
ピンクサーモンのネイルカラーがとてもよくお似合いで、
新しい足先が、まるでもともとそこにあったように自然に見えた瞬間。
その表情が忘れられません。
これからゆきさんが、足もとを気にせず、自分らしく過ごせますように。
そんな願いを込めて、一つひとつ丁寧にお作りしました。