コンビニやスーパーで売っている、いたって普通の缶コーヒーの裏にある「原材料欄」を見たことはありますか?
コーヒー、香料に続いてシリコーンの文字が入っている商品が確認できるでしょう。見た瞬間え。。。飲んで大丈夫?と不安になりますよね。
シャンプーや調理器具に使われるシリコン、なっぜコーヒーに入っているのか、飲んでも大丈夫なのかについて簡潔に説明します。
コーヒー缶のシリコンは調理器具と同じ
缶コーヒーのシリコンは、レンジで温めるシリコン鍋とかに使われるシリコンと違うよね!?きっと新しいシリコンの粉末とか?って思って(願って?)るかもしれませんが、ベロンベロンの素材で調理器具によく使われている、いわゆる「シリコンゴム」などと同じ「シリコン」のことです。
え・・・それ、マジで。。。てか、缶コーヒーだけに入っているのか?他にも食べてしまってるんじゃないかと心配になったら、先を読んで衝撃を受けてください。
シリコンはあらゆる食品に添加されてる
シリコンは缶コーヒーどころか、あらゆる食品や飲み物に使われています!!
例えば、ジュースや加工食品、例えばアイスクリーム・プリン・マーガリン・ジャム・あんこ・ゼリー・ウイスキー・果ては、茶碗蒸しにまで使われているのだそうです。
まじかよ。自分、死んじゃうんじゃんって思うでしょう。うん。ダイジョウブっぽいです。なぜならば、お偉いさんたちがok出してるから。
シリコンは食べて大丈夫?
で、食べても大丈夫なのかの答えは、表示義務では、口に入るまでにシリコンが消滅すれば記載不要!となっているため、調理途中で添加されていても原材料に表記されていない場合もあるそうです。
つまり多かれ少なかれ、気づかないうちに皆さん食べちゃっているのです。
で、体への影響は、シリコンは基本的には体内に吸収されにくいですが、日本国内の食品であればADI一日摂取許容量無毒声量の100分の1を超えないように制限されているので大丈夫です。
うん。。。食べても大丈夫な量なのはわかったけど、なんでちょとアブナイ材料を入れとるんや?となりますよね。
シリコンを使う目的は?
食品内のシリコンを使う目的は、なめらかにする目的・泡を消す目的などで使用されています。
缶コーヒーの場合は、これを入れることで間を開けた時にコーヒーが“プッシュ“と飛び出してくることを防いでいるのです。
ところで、
まとめ
シャンプーや調理器具に使われるシリコン、なぜコーヒーに入っているのか、飲んでも大丈夫なの?についてお伝えしました。
今度、コーヒーを飲みながらお友達に伝えてみてくださいね。
おまけ
シリコンは缶コーヒーをはじめとする食品以外にも使われているんです。例えば、映画などの特殊メイクから、手術の練習をする内臓の模型まで。
他にも、指先を切断されてしまった方や、乳がんで乳房を失ってしまった人たちが外見を整えるために使う『エピテーゼ』はシリコンで作られています。
興味深いなと思われたらこちらも併せて読んでみてください。