冬になると特に“身体の冷え”を感じることが多くなるのではないでしょうか。とくに今年は寒い日が続いて都心でも雪が観測されました。
そして昨今は老若男女問わず体温の低い人が増えています。“冷えは万病のもと”といわれ、身体の不調の原因となります。身体が冷えているかもと思ったらセルフケアして整えましょう。
こんな症状は冷えのサイン
「手足がいつも冷たい」「布団に入っても寒くて眠れない」「重ね着をしても寒い」
これらの症状は冷えのサインです。
あなたの平熱は?
あなたは自分の平熱を知っていますか?36度?37度?中には35度という人もいるでしょう。
日本人の平熱は36.5〜37.2度といわれており、意外と高いなと思いませんでしたか?
実はここ最近老若男女問わず低体温の人が増えているんですって!
冷えからくる身体の不調とは
肌荒れ、むくみ、耳鳴り、肥満、胃痛、胸焼け、肩こり、下痢、腰痛、そして、女性ならば生理痛や生理不順。
身体が冷えると代謝が低下し汗腺や排泄器官の働きが鈍くなります。それにより血中の糖分や脂肪が燃焼・消費されにくくなり、違う病を引き起こしやすくします。
では身体を冷えから守るにはどうしたら良いでしょうか。
冷えしらずの身体になるために
運動をする
運動不足と身体の冷えの関係は大きいです。なぜならば体温の約4割が筋肉で作られているからです。
そのため筋肉量が少ない女性のほうが男性と比べると、身体が冷えやすいと言えるでしょう。
極力階段を使ったり、ウォーキングやスクワットなど手軽でどこでもできるエクササイズを取り入れ、運動不足を減らしていき冷え知らずの身体を作っていきましょう。
湯船につかる
身体の冷えをとるには『温める』ことが解決への第一歩。仕事が忙しすぎて運動する時間がない!そんなあなたは湯船に浸かり心身共に温めていきましょう。
湯船に浸かることで血管が広がり代謝がよくなります。10分くらいで汗が出る温度がベスト。あなたの心地よい温度で湯船に入ってください。
食事を変える
漢方医学では食品を身体を温める“陽”、身体を冷やす“陰”に分けて考えています。
【陽のたべもの】
・冬が旬で寒い地域が原産国の食べ物
・色が濃くて水分が少なくかための食べ物
例)りんご、さくらんぼ、ごぼう、にんじん、玄米、そば、漬け物、チーズ、鮭、黒豆、味噌、醤油、紅茶、たらこ、ねぎなど。
【陰のたべもの】
・夏が旬で暑い地域が原産国の食べ物
・色が薄くて水分多めの柔らかい食べ物
例)バナナ、みかん、すいか、レタス、白菜、きゅうり、とまと、うどん、豆腐、精米、牛乳、豆乳、コーヒー、お酢など。
まとめ
冷えによる身体の不調とセルフケアの方法をご紹介しました。
身体が冷える陰性の食べ物でも、ちょっとの工夫でポカポカに!例えばお豆腐や白菜ならば、湯豆腐やお鍋にして。生サラダなら根菜類や海藻と混ぜてドレッシングに味噌や醤油なとを使用して食べれば緩和できます。
おまけ
寒くて身体がガチガチ!そんなあなたには『ドライヘッドスパ』がおすすめです。頭から首をほぐすことで、ストレス緩和や血行、育毛、リフレッシュといった効果が期待でき、夜もぐっすり眠れます。
服を着たままの施術なので、お仕事帰りにサクッとリフレッシュできるのも嬉しいです。