耳エピテーゼ開発日記①両耳小耳症の女性来店

こんにちは。エピテーゼ専門サロン「エピテみやび」です。

当サロンで一番多い相談は“足のお指“です。
しかし最近、少しずつ“耳“の相談も増えてきまして、本日のご相談は両耳が小耳症の女性でした。

来店のきっかけは、生まれてから耳がないことで、『もし自分に耳があったらどんな感じなんだろう』と思い立ったそうです。

これまで小耳症のご相談者さまは片方だけでしたが、今回は両耳。
私も初体験でドキドキです。

試着のこだわり

私も骨伝導の補聴器を見るのが初めて。
どんな構造になっているのか聞きながら、耳のエピテーゼが着けられるのかヒアリングしていきます。

その後、両耳のエピテーゼのサンプルを着けて頂き、イメージを形にしていきます。

試着は少し私のこだわりがありまして、まずノーマルのエピテーゼを試着していただき、その次にアクセサリーを着けて試着していただきます。

その後、髪型を変えてみたりして、「耳がある自分」を具体的にお客様がイメージできるようにお手伝いします。

おしゃれな彼女をお手伝い

ご相談の女性は、とてもおしゃれさん。
通常骨伝導の補聴器は通常、こんな感じの仕様です。

しかし彼女はおしゃれさんで、補聴器から出る配線をカチューシャに巻き、その上からリボンを巻いて可愛くデコレーションしてました。

カチューシャからのひらめき

通常耳エピテーゼは、耳たぶの残り具合によりますが、専用の接着剤でとめて使います。

しかし彼女の場合は両耳で、骨伝導の補聴器をご利用なので、接着剤で毎日つけるのは大変かな。。。と。

そこで、両耳エピテーゼ(補聴器使用)でも、可愛く!手軽に!自然に!見えるようなエピテーゼが作れないかなと、お願いして共同開発をすることになりました。

今後、どんな形になっていくのか、ご期待くださいませ🎵

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