【一覧掲載有り】東京都内のピテーゼ助成金状況を調べてみた

こんにちは。エピテーゼ専門サロン《エピテみやび》の代表、みやびです。

先日、10回目を迎えた個展『エピテーゼ展』を群馬県で開催した際、群馬県内の助成金について調べる機会がありました。それをきっかけに、ふと「東京都内ではエピテーゼに関する助成金がどうなっているのだろう?」と気になり、調査を進めてみることにしました。

私のサロンがある台東区では、ありがたいことに人工乳房を対象に最大10万円まで助成される制度があります。この助成は、多くの方にとって経済的な負担を軽減する重要な支えになっています。
正直、この助成があることを当たり前のように感じていました。

しかし、他の区市町村ではどうなのでしょうか?
同じ東京都内でも状況は異なるのかもしれないと気づき、詳しく調べてみました。

調査結果:エピテーゼの助成金が明記されているのは?

東京都内には62の区市町村があります。
このうち、外見ケア(アピアランスケア)に対する情報が掲載されていたのは42区市町村でした。
そして、さらに驚いたのは、その中でエピテーゼに関する助成が明記されていた自治体は…なんとたったの3区だったのです!

この結果には少なからずショックを受けました。エピテーゼがまだまだ多くの自治体で認知されておらず、支援の対象として考えられていない現実を目の当たりにしたからです。

早急に動く必要がある!

この状況を受けて、私自身、改めて気持ちを引き締めています。エピテーゼが必要な方に届くためには、まず行政のサポート体制が整うことが重要です。しかし、そのためには私たちの地道な活動や情報発信が欠かせません。

「もっとエピテーゼの存在を知ってもらいたい」
「必要とされる方に確実に届くようにしたい」
そんな思いを胸に、これからも活動していきます。

ガンに対するケアとエピテーゼ

一方で、乳がん後の外見ケアについては進んできており、ウイッグや補正下着については、どの自治体も金額の差はあるものの明記がありました。
ちなみに、外見ケア(アピアランスケア)は、ガンに対する助成だけでは足りないことをご存じですか?

エピテーゼは先天的な方や、指・耳などのパーツもサポートできるのです。多くの自治体は乳がん後の外見ケアのみを視野にいれているため、ウイッグや補正下着だけ助成があるのです。

外見のお悩みは、ガンだけはありません。そのことを知っていただき、想像し、このような支援がエピテーゼにも広がることを期待しています。

助成が広がる未来を目指して

台東区のように助成金制度が整っている地域は、エピテーゼが必要な方々にとって大きな救いです。しかし、それが一部の地域に限定されている現状では、多くの方が選択肢としてエピテーゼを諦めざるを得ないかもしれません。

エピテーゼは、ただ外見を補うものではなく、心の回復を支えるものです。必要とする方々が地域を問わず平等にサポートを受けられるように、助成制度の整備がもっと広がる未来を目指したいと思っています。

次なる一歩へ:皆様のお力をお借りしたい

この現状を改善するために、私一人の力では限界があります。ですが、皆様の声が行政を動かす大きな力になるはずです。

  • 困っている現状を伝える
  • 必要性を伝える

このようなアクションが助成制度の拡充につながると信じています。
もちろん私としても、エピテーゼの必要性や心理的な効果、悩まれている方のお言葉など、引き続き政治家さまへ呼びかけをしつつ、皆様のケア活動も続けてまいりますので、引き続き応援していただけると嬉しいです!

おわりに

私たちはこの現実に立ち向かい、エピテーゼを必要とするすべての方が適切な支援を受けられる未来を目指して、一緒に歩んでいければと思います。

エピテーゼを広めたい!
利用している声を届けたい!
手術以外の選択肢を伝えたい!


などありましたら、私が代表を務めるエピテーゼの学校「一般社団法人日本エピテーゼ協会」で、エピテーゼに関する資格取得制度などをご用意しています。
正しい知識を学び、悩まれている方たちへ一緒に届けてくださるとうれしいです。

どうかこれからも応援とご協力をよろしくお願いいたします!

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