こんにちは。
エピテニストのみやびです。
私は4年前に脱サラして、起業しました。
その理由は友人が乳がんになって、片胸を失ったからです。
薬と手術で命はとりとめたものの、胸を失ったことによる自尊心の低下や外見の変化、大きな手術跡を毎日みることで、精神的に不安定になりうつ病を発症しました。
病院は悪いところを治すところです。
現在、医療の発達により早期発見であれば命が助かる確率は高いです。
ですが、その先を生きなくてはならないフォローもしていかなくてはならない時代となりました。
このブログを読んで、乳がんになる前や、なってしまったけれど、再発の確率を抑えるために日々の生活を改善するきっかけになりますように。
もくじ
【乳がんは年間9万人】
現在乳がんになる人数を知っていますか?
毎年9万人がかかるといわれています。
国民病といっても過言ではないくらいの人数です。
さて、今回はその乳がん発生するリスクがある飲み物を比べました。
【コーヒーと乳がんリスク】
まず、みんな大好きコーヒーから。
調査を行ったのはスペインにあるハエン大学さん。
調査方法
- 対象人数:10812人
- コーヒー摂取量は、136品目食事摂取頻度調査票(FFQ)で評価
- 閉経前後は個別にして分析
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その結果、
- 11万5,802人年の追跡期間中に101例が乳がんを発症した。
- 閉経後女性では、コーヒー摂取量が1日1杯より多い女性は1杯以下の女性と比較して、乳がん発症率が低かった
- 閉経前女性では有意差は認められなかった。
となりました。
この結果から、個人的にはそこまで気にしなくても大丈夫な気がします。逆に、コーヒーが大好きで一日3杯は飲む人が、飲むのを我慢してストレスになる方がよっぽど体に悪いですからね。
【お肉と乳がんリスク】
お肉を食べると乳がんの発症リスクは上がるのか?
これまで詳細な結果がなかったけれど、このたび米国が調査してくれました。
調査方法
- 4万2,000例超の女性を研究した
- 均7.6年間追跡した
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結果 - 赤肉の摂取量が最も多い群は最も少ない群に比べて浸潤性乳がんのリスクが1.23倍高かった。
- 鶏肉は最も多く食べる群が最も少ない群に比べて同リスクは0.85倍と低かった。
- 調理法についての関連性は観察されなかった。
わかりやすく言うと、 - 赤肉はリスクが1.23倍高かった。
- 鶏肉は0.85倍になった。
- 調理方法はどれでもかわらなかった。ということです。
乳がんのリスクを減らしたい女子は鶏肉がおススメです。
【5キロ太ることと乳がんリスク】
世の女性のお悩み。それは体重の増減。
それを解説した研究結果がありましたので、ご紹介します。
これまで、体の大きさと閉経前乳がんリスクとの関係は報告されているが、体重変化と閉経前乳がんリスクとの関係は不明でしたが、英国が研究してくれました。
興味深い内容で、成人初期の体重に関係なく、成人初期から45〜54歳までの体重増加が閉経前乳がんリスクの低下と関連することが示唆された。との事。
研究内容
- 英国の62万8,463人の女性を対象
- 18〜24歳から35〜44歳までと、45〜54歳までの体重増加をチェック
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その結果 - 62万8,463人の女性のうち、1万886人が閉経前に乳がんと診断された。
- 5キロ太った女性は乳がんの陽性反応が減った
しかし、どうやら私たち日本人のデーターは違うみたいなので、この研究を鵜呑みにしないでいただきたいです。
(追加記事) - 18~24歳において、BMIが最低(17.0未満)の群では最高(35.0以上)の群に比べ、乳がんリスクが4.2倍であった。
要は、20歳前後のBMIが高いと、乳がんのリスクが4倍以上になるそうです。
若いときは過激なダイエットに励みがちだけれど、太りすぎも良くない。ほどよい食事と運動が大切ってことですね。
【緑茶と乳がんのリスク】
緑茶って昔から体に良いって言われてますよね。
今回はその緑茶が乳がんのリスクを軽減するのか、研究した内容がありました。
研究内容
- 計1万4,058人の乳がん患者と1万5,043人の対照被験者を登録し研究した。
結果
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ - 緑茶を飲む習慣のある個人は、将来の乳がんリスクと負の関連があることが判明。
(まとめ)
あやしくないか?って日本の乳癌診療ガイドライン1)が調べたものでは、「これまでの研究結果にばらつきがあり、近年の信頼性の高い論文はその関連を否定するものが多く、日本人の研究に限ってもそれは同様である。以上より、緑茶の摂取が乳癌発症リスクを減少させるかどうかは、結論付けられないと判断した。」とのこと。
関係ないんじゃんっ!
もう、好きな飲み物を飲みましょう。
しかし、甘い砂糖入りはちょっと待った。次に紹介するね。
【砂糖と乳がんリスク】
チャラメルフラペチーノ美味しいよね!一緒にドーナッツも食べるのが至福の時だと思っている女子は気を付けて!!
この度、砂糖入り飲料の消費は、全がんおよび乳がんのリスクを増加させ、100%果物ジュースも全がんのリスクと関連することが、フランス・パリ第13大学のEloi Chazelas氏らの調査で明らかとなりました。
研究方法
- 女性の7万9,724人のデーターをあつめた。
- 飲料のタイプ別の割合は、
①砂糖入り飲料(100%果物ジュースを除く)が36%
②100%果物ジュースが45%
③人工甘味料入り飲料は19%
その結果
↓↓↓↓↓↓↓↓ - 全てのガンと乳がんの数値が上がった。
- 大腸がんや肺がんには影響が出なかった。
- 追跡5年の間に、49万3884人がガンを発症。
うち、乳がんは693例だった。
(まとめ)
この研究では人工甘味料とガンの関係は出てこなかったが、それは飲む人のデーターがとれなかったためです。
きちんと栄養バランスの良い食事をして、リスクを軽減するしかないですね。
【まとめ】
以上、乳がんとのリスクを5つ比較しました。
どのデーターも「これさえ止めれば健康的!」とは言っていないので、バランスよく生活に取り入れるしかありません。
何事もほどほどに。
しかし、乳がんでお胸を全摘されて、再建手術を望まない方は「エピテーゼ」で外見を取り戻すことができます。
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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。